ディップスティックには下限と上限の幅がありますが、 下限ラインを越えていれば上限まで入れる必要はありません。 ベアリング類、オイルシールの取り付けを行います。
13矢印のオイルチェックボルトを少し緩め、エンジン始動させオイルが滲んでくれば正常です。
ウチはガレージが無いので500mlの軽量カップで代用します。
ゲージ中ほど~アッパーレベル手前で合わせるのがベストです。 様々な年式のSRから良いと思う部品を取り寄せ、組み立てます。 反時計回りに回す。
完全にオイルが出てこなくなるという状態にするのは無理なので程々で妥協しましょう オイルを抜いたら最後に新しいオイルを入れる作業ですね! オイル入れる所の蓋を取り、よく拭いておきます 今回オイルを入れるジョウロを用意していなかったので郵便の広告で代用 後はオイルを入れすぎないようにちょこちょこキャップを締めてエンジンをかけ、オイルの入っている量を確認しながら入れます。
不足であれば継ぎ足すだけですが、普通はそんな減ったりすることはなく 連続高速走行などもしないのに減ったようであればエンジンに異常があるか 疑った方が良いです。
5Lタイプで、ホムセンで245円でした。
前回いつ変えたのか記憶が無い… 調べたら一年前のようだ。
で、もう一つ大事なのがフロントタイヤ側の養生です。 エンジンを始動しアイドリングの状態でここを緩め、しばらくするとオイルが滲み出てきます。 このように、ペロっとガムテープを張っておくとここを伝っていくのでフレームが汚れません。
結構堅かった ドボドボ… 収まるのを待ちます。
乗っている人の安全面から考えても壊れる前に直すことが大切です。
ところで、エンジン内部でのオイルの溜め方には 「ウェットサンプ」と 「ドライサンプ」の2種類があることをご存じでしょうか? ウェットサンプはクランクケース内にすべてのオイルが入っているタイプで、これに対してドライサンプは、エンジンとは別の場所にオイルタンクを装備しています。
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OリングもSETで交換です。
オイルの室は確かに上がっていますが、それは水冷で、エンジン内部のパーツクリアランスの精度が高いバイクの方がその傾向にあり、むしろ空冷のSRでは、オイルの性能ではなく、オイル被膜の持続性の問題になってきます。
オイルタンクのドレンボルトにもガスケットが付きますが、こちらはクラッシュタイプではなく銅のプレートタイプです。
カスタム情報を中心にお届けしているSRタイムズだけど、愛車をかっこよく、気持ちよく走らせるためには何よりもメンテナンスが重要。 なかなか収まらないので、サッと拭いて新しいワッシャをつけてボルトを締めてしまいます。
17バイクメーカー製というと、性能面も価格面も可も無く不可もない代わりに特長もないと考える人もいるようですが、実は、メーカー純正オイルは 自社のバイクの特性を最も知る立場を活かして開発した高性能品なのです。
多くのライダーに愛されているSRは、ひと癖あるドライサンプモデルです。